2014年8月7日木曜日

シューズを変えて走り方や練習内容を変えてみましょう!

こんにちは、店長ケンです。
皆さんレース用の決戦シューズはお持ちですか? とくに記録を目指しているランナーの方はレース用シューズはレース以外には絶対にはかないという方もいらっしゃいます。そのシューズがもたらしてくれる軽快感(蹴り出しやすさや軽さ)は、その決戦のときだけというこだわりですよね。

僕自身はウルトラマラソンばかり走っていますが(次回は10月のえちご・くびき野)、いつもセーフティなクッション重視のシューズではスピードが養われないんです。ウルトラマラソンを走るにしても、スピードを意識して練習する必要があるといつもお伝えしています。

では、ウルトラマラソンは走らないフルマラソンランナーの方ならば、もっとスピードに対して意識しなくてはタイムを縮めることはできませんよね。初めてのフルマラソンはひざが不安だったり、脚への負担を軽減したいので、ついついクッション性がしっかりあるシューズを選びやすいのが現状です。前回ご提案したように『暑いからこそ短い距離を速く走る!』を実践していただくためにも、今使っているシューズよりも軽いシューズで走り方を変えてみませんか?

今回は新しく発売されているアシックスシューズをベースに、「今このシューズなら、2足目はこちら!」という提案をさせて頂きます。直接皆さんにお会いしてアドバイスできるわけではないので、具体的な例を挙げてみたいと思います。




例えばランニング歴1年でようやく10キロ(60分)やハーフマラソン(2時間)に参加するようになったけれども、シューズは1足目の『GT-2000シリーズ』をはいている。練習のペースとレースのペースは変わらない。タイムよりも距離を伸ばしたい! 次回フルマラソン挑戦を狙っている方には『DSトレーナーシリーズ』です!

こちらの『DSトレーナーシリーズ』は今年で19代目を迎えるロングセラー商品です。欧米での人気が高く、ラスト自体も海外の物を使用しています。最近では日本人向けにワイド対応のモデルも発売されているので、足幅関係なくはいて頂けるシューズです。
もちろん『GT-2000シリーズ』よりも軽量化されていますが、オーバープロネーションを防ぐダイナミックデュオマックスを搭載しているので安定感としては問題ありません。かかとのホールド感も高く、少しスピードを意識したい方にも十分走って頂ける作りになっています!
1年走ることを継続していれば、脚力としても付いてきているはずです。同じシューズでの安心感も大切ですが、自分の走り方にあったシューズにトライしてみてください! 軽快に走れると実感できれば、もっと走ることが楽しくなりますよ!

次に、この『DSトレーナーシリーズ』をはいている方には、そこからの2足目として前回ご紹介した『GELFEATHER GLIDE2(ゲルフェザーグライドツー)』を挙げたいと思います。その理由としては、「もっと軽さを! もっともっと走りやすさを!」となってくるので、スピードを意識していきたい方にはフィットするシューズです。

上記の図に戻りましょう。現在『GT-2000シリーズ』をはいている方でも『GELFEATHER GLIDE2(ゲルフェザーグライドツー)』にジャンプアップして頂くことも可能です。それは練習で、キロ5分以内のペースで走っている方です! そのスピードがあるのに、安定感重視のシューズでは蹴りだしがスムーズではありません。シューズを変えることで、衝撃の吸収だけでなく前方への反発性など、違いを実感してください! 
新しいシューズの乗り心地が気に入って頂けたら、そのシューズをはく回数を増やしながら、自分の脚力アップに繋げていくイメージです。ロング走のときとスピード練習で使い分けることで、単調な練習から変化のある練習へ変わっていきますよ。

最後に、ビギナーの1足目のシューズとして非常に人気の高い『GT-2000 NEW YORK 2』をご紹介します!
『ランニングを始めようと思っているのですが、どのシューズが良いですか?』と聞いてみると、大体のお店ではこのシューズをオススメされることが多いです。それは、ギュラー・スリム・ワイドと3ウィズ展開しているので、どんな足型でも合わせやすいというのが一番の理由でしょう。しかし、『GT-2000 NEW YORK 2』は、その乗り心地がとても気持ちいいんです!
その秘密はミッドソールにあります!

こちらが『GT-2000 NEW YORK 2』のミッドソールです。この黄色い素材の上にある黒い部分がかかとのGELの上から前足部まで繋がっていますよね。これが『GLIDE(グライド)シリーズでご紹介したミッドソールE.V.Aよりも20%反発性の高い『SpEVA(スピーバ)』なんです! 部分的に使用しているレーシングモデルに対して、クッション重視のタイプにはソール全体に配置しているんです。これがGELの衝撃緩衝だけでなく、前へと進む反発性に繋がってくれます。そのような理由からこれから始める方がまず足を入れてみる1足になると思います。
たくさんのシューズがありますが、ご自身の足に合った1足を見つけてくださいね。

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