ちなみに僕の自宅は11階なんですが、驚くほどベランダにセミが迷い込んできます。
先週も、セミに興奮したうちのネコ(ココちゃん)が、その前日に僕が一生懸命張り替えたばかりの網戸を突き破ってベランダに出てしまいました。
ネコがベランダから落ちるんじゃないかと焦ったとともに、張り替えた網戸をたった一日で破られ、とてもやるせない気持ちになりました。
そんなこの季節、ボトルポーチを使用してランニングをする人は多いことでしょう。
でも、ボトルポーチって走っているうちにズレてきたり、揺れが激しかったりしてわずらわしく感じることも多いですよね。
今回紹介するのはミズノがボトルポーチ使用時のわずらわしさを解消すべく開発した新商品、「ボトルフィットパンツ」と「ボトルポーチ」。個人的にとても気になっていたので、試走のうえ、レビューを行いました。

一般的なボトルポーチは、右手で抜き取りやすいように斜めにボトルを収納しますが、今回のポーチは垂直収納型。
それぞれのボトルポーチを走って比較してみると、今回の商品はボトルが縦に配置されている分、ボトル内の水が横方向に揺れにくい。
ボトルが斜めのポーチに特有な、左右への重心の揺らぎと、水平方向にポーチ全体が回るようなわずらわしさが軽減されます。

両サイドはゴム状で、フィット感を高める構造。右お腹側にバックル。

長距離走に必要なものをほとんど携行できそうなこのポーチ、機能満載で、お値段なんと4,200円(税抜き)です!
ちなみに、ボトルを縦に収納するという特徴上、僕のように上に跳ねる癖が抜けないランナーとは少し相性が悪いよう。
500mlのボトルになみなみドリンクを入れていたせいもあったのですが、下り坂でスピードが出た際に上下動がさらに大きくなり、ボトルがすっぽ抜けてしまいました。
上に跳ねるような走り方のランナーは、気をつけてくださいね。
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ボトルポーチを付けて走るとき、腰の骨の部分で支えてフィットするようにベルトを調整しますよね。それでこのまま安定しているといいなぁって思いながら走ってると、ものの30秒もしないうちにおへその方までずれあがってきて「ああもうっ!」って感じになってしまう。
ぼくの場合、それが嫌でおへそ辺りで思いっきりベルトを締めて走ってみたりもしたのですが、500mlのペットボトルを入れたポーチが、走る振動でお腹をグイグイ刺激するので、30分くらい走ったところでお腹を下すというつらい経験も2回しました。

名前のとおり、ボトルポーチと組み合わせて使用することが前提のパンツです。

最大の特徴は、お腹の左右にあるマジックテープ式のベルト通し。

ベルトを通すことで、ボトルポーチのズレを防ぐというパンツなのです。
マジックテープの幅は余裕があるので、バックル部分もそのまますっぽり包んでしまうことができ、硬いバックル部分とお腹との接触を防ぐ効果も!
実際にボトルポーチを使って効果のほどを試しました。

ボトルポーチのずれ上がりのないランニングシーンがいかに快適か、皆様にはきっとお分かり頂けるでしょう。
ただし、フハク(ウインドブレーカーの生地)がさすがに夏場はちょっと暑い。秋冬シーズンの商品なのでしょうがないのですが、ニット生地版なども今後期待!
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あなたのランニング生活にボトルフィットパンツ。
ありだと思います!
(ハヤブサ)