2014年11月13日木曜日

EPSON新商品発売! SF-810脈拍計測機能搭載モデル!


皆さんこんにちは! 店長ケンです。いよいよ今月末にかけて年内のフルマラソン開催ピークが迫って来ましたね。中にはホノルルマラソンなどの海外マラソンで初フルマラソンという方も多いのではないでしょうか。ターゲットの大会に向けて、しっかりとトレーニングできていると思いますので、これからは疲労を抜くことが大切ですよ! 頑張りすぎずに調整してくださいね。
さて今回ご紹介するのは10月に発売されました
EPSON WristableGPS SF-810』です! このSF-810の最大の特長は胸ベルト不要で手軽に心拍トレーニングができるというものです! その秘密は本体裏の脈拍センサーにあります! 血中のヘモグロビンが光を吸収する性質を利用し、手首の血管にLED光を照射。高性能のダブルセンサーで血流量の変化を検知し、脈拍を計測するのです! 今まで心拍ベルトに抵抗があった方にはこの機能は画期的なものに感じられるはずです。

通常のGPS機能のみを搭載した商品と比べた時に「脈拍数(≒心拍数)のデータ」はより効率のよいトレーニング効果を上げることができますし、「レース本番でのオーバーペースなどの予防」や「体調の把握」に役立てることができます。初めて心拍を計測する方は、『マフェトン理論』など様々な活用方法もありますが難しいので、まずはシンプルに練習のデータを積み重ねることを続けていってください。そうすることで、意識せずに走っているときの数字と言うのが目に見えてくるはずです。下のデータは僕が15km走ったものです。上段のグラフは上からピッチ・ストライド・平均ペース・標高を記しています。中段には10月に追加された心拍専用のグラフを入れてみました。もともと上段の中に心拍も表示できるのですが、別々になったことで見やすくなったと思います。そして下段の棒グラフは、ワークアウト中、各心拍ゾーン(全5段階)でトレーニングした時間が、それぞれ何%を占めているかを示しています。今回の練習では歩かずにしっかりと距離を踏むことだったので、前半は抑え目にして後半はペースを上げて
いきました。それでもMAX150以内で最速ペースは5分25秒(平均ペース6分22秒)と現時点での体調では十分に負荷のかかる練習内容でした。 

PC分析データ・クリックすると拡大できます
また下記のようにワークアウトを選択すると一覧でタイムや距離・平均ペースなど様々な情報をみることができます。僕が気になるのはピッチとストライドです。これは腕振りからピッチを計測し、GPSで距離が分かりますから、2つの数値からストライドの大きさを割り出すことができるんですね。後半になってストライドが狭くならないように意識したり、ピッチを上げてペースを維持するなど色々とデータを生かすことは可能です。
標準の機能としては同じEPSONのSFシリーズではSF-710と同じ機能性になっています。大きな差は脈拍計測でGPSと共に動かした際の稼働時間は20時間という点です。(SF-710は30時間)またSF-810B/Vに関しては女性にも装着しやすいサイズになっています。また装着が緩い状態ですと正確に脈拍が測れないことがありますので、(気にならない程度に)少しきつめにフィットさせていただいた方がよいと思います。
今まで心拍トレーニングが難しいかな?と感じていた方は、ぜひこの『SF-810』を使って新しい扉を開いてみてください。いつもと同じストップウォッチの感覚で手軽に心拍トレーニングが可能になります。そして目標のレースに向かって内容の見える濃い練習をしてみてください。